男子FS町田3位「火の鳥と融合した」
2014年2月10日
「ソチ五輪・フィギュアスケート団体・男子FS」(9日、アイスベルク・パレス)
日本の町田樹(23)=関大=は165・85点で3位に終わった。冒頭の4回転トーループは鮮やかに決めたが、続く2本目の4回転が3回転に。その後のジャンプでもわずかにミスが出て、1位のロシアのプルシェンコに2・35点及ばなかった。
初の五輪の舞台に加え、直前にはプルシェンコの演技で大「ロ・シ・ア」コールが巻き起こる中で、演技前は「今季で1番弱い自分が出た」という。それでも、大きなミスのなくまとめ「20年憧れてきた五輪の舞台。弱い自分をなんとか封じ込められた。決してベストではなかったけど、初の五輪を考えたら合格点だと思う。ストラビンスキーの崇高な火の鳥が掛かった瞬間、僕の精神は落ち着いて、火の鳥と融合した」と、胸を張った。
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