マルケス パッキャオとの“5戦目”か

 「WBO世界ウエルター級挑戦者決定戦」(17日、イングルウッド)

 ボクシングのWBO世界ウエルター級王座の挑戦者決定戦が17日(日本時間18日)、米国カリフォルニア州ロサンゼルス郊外イングルウッドのザ・フォーラムで開催され、元世界4階級王者のフアン・マヌエル・マルケス(40)=メキシコがダウン応酬の末、3-0の判定で、前WBO世界スーパーライト級王者のマイク・アルバラード(33)=米国=を下し、指名挑戦権を獲得した。

 現在、同級王座には6階級制覇のマニー・パッキャオ(フィリピン)が君臨。マルケスは過去4度、パッキャオと激闘を繰り広げており、対戦成績は1勝(1KO)2敗1分け。4度目の対戦となった2012年12月の試合では戦りつの右カウンターで6回にパッキャオを失神させている。今回の勝利で、5度目の対決が実現する可能性も浮上してきた。

 試合はカウンターの名手・マルケスが、積極的に出てくるアルバラードを多彩なパンチでコントロール。8回終了間際には右ストレートのカウンターでアルバラードをエプロンサイドまで吹っ飛ばすダウンを奪う。ここはゴングに救われたが、あまりの衝撃に勝負あったと思われた直後の9回、アルバラードが逆襲。打ち合いに出て右ストレートでダウンを奪い返す。そのまま激しい打撃戦を繰り広げてフルラウンドを戦い抜いた。スコアは117-109が2人、119-108が1人。

 技術の高さを見せつけたマルケスは「年齢が関係ないということが証明ができたと思う」と、リング上で落ち着いた表情で語った。パッキャオとの5度目の対戦について問われると、「今は考えられない。家族とゆっくり過ごしたい。休ませて欲しい」と話した。

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