新日本の菅林直樹会長が９日、都内の事務所で会見し、不倫交際女性との不適切なやりとりや写真などがインターネット上に公開されたタイチ（３４）について、９日から２カ月間の出場停止と、期間中の３０％の減俸処分を発表した。菅林会長は処分理由を、「タイチ選手の行動の問題は相手女性と不適切な関係だったこと、相手女性への不適切な発言があったこと。このため、本件がきわめて大きな騒動となり、ファン、関係者の皆さまに多大な不安とご心配をかけたこと」と説明した。

　新日本は今回の騒動で弁護士と調査チームを立ち上げ、詳細な事実関係のチェックを進めていた。タイチは８日の代々木第２体育館大会の試合後、「どんな目で見られようと、何と言われようとオレはオレなんだ。変わらねえ。じゃあな、アディオス（さようなら）」と話した。