亀田ジム 新会長の申請却下される
東日本ボクシング協会(大橋秀行会長)は16日、都内で理事会を開き、活動停止中の亀田ジムが新会長に元協栄ジムトレーナーの大竹重幸氏を擁立する申請を全会一致で却下した。
会見に出席した金子健太郎理事(金子ジム)は「ジムの場所、名称がこれまでの亀田ジムと何ら変わらない。五十嵐さん、吉井さんに代わって大竹さんと、頭をすげかえただけではだめ」と説明した。
亀田ジムはすでに東京・世田谷区に「K3 Box&Fit GYM」を立ち上げ、フィットネスなどの営業を行っている。協会が認めるジムは、別の場所、名称での申請、加盟金の支払いも条件としている。
理事会が亀田ジムに課したハードルは高い。大橋会長は「ジムの場所も名称も変えて、実体の伴う『大竹ジム』としての申請があれば検討しますが、現実的には時間がかかるでしょう」と突き放した。西日本ボクシング協会からも「断固反対」の決議が届いたという。
問題は、WBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(ワタナベ)の初防衛戦の相手として、WBAが同級2位の亀田興毅(亀田)を義務付けていること。活動停止処分が解けない限り、亀田は国内で試合ができず、契約締結期限の6月末までにこの問題が決着する見通しはない。
ワタナベジムの渡辺均会長からの要請を受け、同協会はJBCからWBAに河野‐亀田戦の延期、または亀田以外の相手との防衛戦を行うよう申し入れることを確認した。
「国内で試合するためには移籍しかない」とする意見も多く出たという。ただ、亀田サイドが移籍に対して強い拒否感を示しており、予断を許さない。
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