王者細野、初防衛戦クリアし再び世界へ

 「日本フェザー級タイトルマッチ」(23日、後楽園ホール)

 前日計量が22日、都内のJBCで行われ、王者・細野悟(大橋)、挑戦者・関豪介(角海老宝石)ともにリミットの57・1キロで一発パスした。

 初防衛戦の細野は「調子はいい、バッチリです」と笑顔を見せた。当初、対戦相手に発表された福原力也(ワタナベ)が練習中に故障し関に変更となった。右から左利きへの変化も「ずっと気合を入れてやってきたので問題ない。ビデオを1試合見た。イメージはできている」と話した。

 世界挑戦のため、OPBF東洋太平洋王者、日本タイトルを返上してきたが、3度はね返された。4月6日に王座返り咲きを果たし、迎えた初防衛戦。

 現在WBA同級2位。「バズーカ」と呼ばれるハードパンチャーは「ただの試合じゃないと思っている。世界を見据えてKOを狙う」と宣言した。

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