細野悟がTKO勝ちで初防衛に成功

5回、関豪介(左)に右をぶち込む細野悟(撮影・佐々木彰尚)
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 「日本フェザー級タイトルマッチ10回戦」(23日、後楽園ホール)

 細野悟(大橋)が関豪介(角海老宝石)を6回終了TKOで下し、初防衛に成功した。

 スロースターターらしく、序盤の2ラウンドは関の積極的なファイトに押された。しかし、3回から反撃開始。関が偶然のバッティングで右目上をカットし流血してからは、着実にパンチを当てて追い込んだ。

 5回前には大橋会長が「倒せ!」とゴーサイン。ラッシュをかけたが、打たれ強い関は倒れない。しかし、6回終了後、出血とダメージを見たレフェリーが試合を止めた。

 描いていた会心の勝利とは違っていたせいか、試合後の細野は「内容的には30点以下です」と厳しい自己採点。大橋会長も「いい出来だったけど、出だしが課題」と指摘した。

 返り咲いた日本王者で初防衛に成功。「上を目指している」と4度目の世界挑戦を目指している。「チャンスをもらえるように勝たなきゃいけないと思う。あとは内容。チャンピオンとして頑張るだけです」と、表情を引き締めた。

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