宮崎亮 再起戦へ体調管理は万全

宮崎 亮(左)はスパーリングで切れのあるパンチを決める=大阪市内の井岡ジム(撮影・山口 登)
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 「ボクシング8回戦」(16日、後楽園ホール)

 9カ月ぶり再起戦に臨む元WBA世界ミニマム級王者・宮崎亮(井岡)が8日、世界前哨戦となるイカル・トビダ(インドネシア)戦に向けて、大阪市内の井岡ジムで練習を公開した。同僚で日本スーパーフライ級王者の石田匠を相手に3ラウンドのスパーリング。「デビュー戦の気持ちでワクワクする試合がなかったのは長かった。でもいい充電ができた」と仕上がりに充実感を漂わせた。

 昨年の大みそかには、計量失敗から試合も惨敗。周囲に迷惑をかけたことから1度は引退も考えた元王者。猛反省した今回は一日3食をしっかり食べて水分もとるなど、体調管理を怠らず減量してきた

 「まだ宮崎はいる、とボクシング界でしっかりアピールしたい。もう1回、王座のイスに座りたい。KOで勝つ」とキッパリ。前哨戦をクリアし、大みそかの世界2階級制覇へ向けて意気込んだ。

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