「ボクシング女子世界前哨戦」（１３日、大阪・堺市産業振興センター）

　前ＯＰＢＦ東洋太平洋女子ライトフライ級王者で“美女ボクサー”の好川菜々（３６）＝堺東ミツキ＝が１２日、前日計量を行い、対戦相手のＷＢＣ女子世界フライ級１５位・クレドペッチ・ルックムアンカン（タイ）とともに一発パスした。

　４８・９キロのリミットで体調面も万全の仕上がり。「明日は台風が上陸するようなことも聞いてますが。台風を吹き飛ばすぐらいインパクトのある内容でアピールしたい！」と、嵐のＫＯを予告した。

　今回、世界挑戦経験もある難敵をクリアすれば来年５月にもプロ５戦目で、いよいよ世界タイトル初挑戦が待つ。前売り券は完売しファンの注目も高まってきた。

　「しっかり盛り上げて皆さんに、好川は世界にいっても大丈夫だ！と、思っていただけるよう頑張ります。世界ランキングいただきます」と、満員ファンに拳で応える。