減量苦エセンバエフ 感激の計量パス
「デイリー後援・INOKI BOM-BA-YE2014」(31日、両国国技館)
國奥麒樹真と対戦するラマザン・エセンバエフ(ロシア)が、6回の計量でようやく契約体重の70・3キロをパスした。減量に苦しむエセンバエフは、午後1時からの正式計量の前に72・4キロと判明。そこから上着を着込んでの走り込みなどが始まった。
國奥が69・15キロでクリアした本計量は72・2キロ。規定では500グラムオーバーまでが1ポイント減&ファイトマネー25%減額、500グラム~1キロオーバーまでが2ポイント減&ファイトマネー半減がペナルティー。「何でポイントだけじゃなく、お金まで?」とグチをこぼしたが、関係者から「みんなやってる」と諭されると、粘りに粘った。
頑張り?の甲斐あって71・2キロ、70・7キロ…と体重は徐々に減少。無意識に?水を手に走り込みに向かおうとする場面もあったエセンバエフは、6度目の測定となった午後3時55分にようやく70・3キロジャストをマーク。喜びのあまり部屋にいた関係者全員に握手を求めた。