井上尚弥 最優秀選手含む三冠
日本ボクシングコミッションは6日、都内で2014年の年間表彰選考会を開催し、全受賞者を選出した。
最優秀選手には4月に史上最短の6試合目でWBC世界ライトフライ級王座に就き、初防衛後王座を返上、12月にWBO世界スーパーフライ級王者のオマール・ナルバエス(アルゼンチン)を2回KOで破り史上最速8試合目で2階級制覇を達成した井上尚弥(大橋)が初受賞。井上はKO賞と年間最高試合(ナルバエス戦)にも選ばれ3冠を達成した。
また、技能賞は山中慎介(帝拳)、殊勲賞は高山勝成(仲里)、敢闘賞に八重樫東(大橋)、内山高志(ワタナベ)、天笠尚(山上)、努力賞は村田諒太(帝拳)、田口良一(ワタナベ)、新鋭賞は田中恒成(畑中)がそれぞれ受賞。国内の年間最高試合は10月に行われた東洋太平洋ミニマム級タイトルマッチ、原隆二(大橋)対田中恒成(畑中)戦が選ばれた。
女子の最優秀選手には14度目の防衛に成功した小関桃(青木)が受賞。年間最高試合には、7月に行われたWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ、藤岡奈緒子(竹原&畑山)対川西友子(大阪帝拳)が選ばれた。
表彰式は23日、都内で行われる。
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