長谷川穂積 現役続行表明「まだ未完成」
ボクシングの元世界2階級王者・長谷川穂積が14日、自身のブログを更新し、現役続行を表明した。
「新年の本当のご挨拶」と題したブログで、長谷川は「世界戦に負けて以来、身の振り方を発表してきませんでしたが、まだ未完成である自分が今まで以上のボクサーになるために現役続行します」と表明。
「大好きなボクシングの別れはもうちょっと先になります。心と体は元気です。そして、ボクサーとしての最高の準備をして次の試合に望みます。これからもよろしくお願いします。」と記した。
長谷川は昨年4月、IBF世界スーパーバンタム級王座に挑戦したが、7回TKO負け。進退をかけた「集大成」として臨んだ戦いに敗れ、一部に現役引退を確実視する向きもあったが、本人はまずは治療を優先し、去就に関しては熟慮していた。昨年末には所属ジムの山下正人会長が「年内には決まらない。やるとしても相手がいないことには。それとセットで考えている」と話し、結論は年明けに持ち越されていた。