亀田興毅「辞めどき難しい」
ボクシングの元世界3階級王者の亀田興毅(28)が26日、ボクシングが好きではなかったことを明かし、「辞めどき」についてブログでつづった。
亀田はまず「俺はボクシングが好きって思った事が無かった」と初めて打ち明けた。ではなぜ闘い続けてきたのか-。「ボクシングは仕事、稼いでなんぼ、稼がれへんかったらやる意味がない」と、あくまで生活の手段と位置づけてきたのだ。
そして亀田は昨年唯一リングに立った11月のアメリカ・シカゴでのオマール・サリドとの10回戦について、ファイトマネーが17000ドル、日本円にして約170万円であったことを明かした。
「海外合宿などで発生する経費で、そのファイトマネーは無くなる。実質ファイトマネーはゼロに近い」
しかもその試合、結果は4回2分21秒TKO勝ちだったが、前座の前座といっていいほどの「客もまだほとんど入ってない」状態での復帰戦だった。
そこで亀田は自問自答した。なぜ自分はそんな試合をやるのか。その答えは「俺ってボクシング好きなんやなぁ」という新発見だった。
そう分かったとき、亀田には難問が持ち上がった。生活の手段なら稼げなくなれば辞めればいいだけのことだが、好きだと分かったのだから「いざ辞める時、引退する時、果たしてあっさり身を引けるか…」。新たに持ち上がった難問に、亀田はいま頭を悩ませている。
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