ボクシング新王者・田口を大田区が支援

 ボクシング、ワタナベジムのWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志、同スーパーフライ級王者・河野公平、同ライトフライ級新王者・田口良一が29日、東京・大田区役所で松原忠義区長に王座の防衛と獲得をそれぞれ報告した。

 ワタナベジムが同区体育館を使用するのは昨年大みそかで4回目。内山は「何度も使っているので控室も入場の雰囲気にも慣れました。後楽園ホールみたいにやりやすいです」と、ホームグラウンドと位置づけている。

 大田区出身の田口は区立大森第七中学校で「SEKAI NO OWARI」のキーボード、SAORIと同級生だったことを明かした。SAORIは13年の井上尚弥戦には応援に駆けつけてくれたという。「大みそかは向こうは紅白(歌合戦)に出演。地元の祝勝会には来てくれました」と話した。

 同体育館でボクシング教室に通ったことが原点の田口は、3王者の中でも特に歓迎され「世界王者 田口良一の垂れ幕を出身校などに掲示して名前をアピールします」(同区広報部)とバックアップしてもらうことになった。田口が区長にプレゼントしたサイン入りグローブは、応接室に展示される。

 大みそかのトリプル世界戦を会場で観戦した松原区長は「歴史的一瞬に立ち会えて感激しました。これからも頑張って長く防衛してください」と3王者にエールを送った。

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