長谷川穂積 再起戦へ向け沖縄合宿
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ボクシングの元世界2階級王者・長谷川穂積(34)=真正=が3日、神戸市の生田神社で恒例の豆まきに参加した。今春に予定する再起戦へ向け、7日から1週間の沖縄合宿に臨むことを明かした。
WBC世界バンタム級王座を10度防衛した名王者は「負ければ引退」と明言し昨年4月に3階級制覇に挑んだが7回TKO負け。進退を保留していたが、「まだ辞める時じゃない」と、1月に現役続行を表明した。
試合はフェザー級で行う予定で、対戦相手は世界ランカー上位を希望し、現在絞り込み中。「下半身強化とスイッチの切り替え」が合宿の目的で、沖縄から戻れば本格的なスパーリングを再開する。
家族ら周囲は体へのダメージを不安視するが「ちゃんとしたものを見せられればみんな考えも変わる。テクニックは落ちていない。後は反応だけどそこまで落ちていないし、試合で確かめたい」と復活へ自信をにじませた。