東洋王者・中谷が3度目防衛戦

 ボクシングの井岡ジムは19日、東洋太平洋ライト級王者・中谷正義(25)が4月5日、大阪市ボディメーカーコロシアムで同14位・アクセル住吉(29)=関門JAPAN=と3度目の防衛戦を行うことを発表した。

 同日、同所では別興行でジム同僚の東洋太平洋バンタム級3位・山本隆寛(24)が同4位の川口裕(27)=グリーンツダ=と同王座決定戦を行う。“W東洋戦”に臨む両者は大阪市内の井岡ジムで会見した。

 中谷は3度のタイトル戦はすべて判定勝利。「そろそろ世界につなげるレベルの試合をしていきたい。圧倒的なKOで勝つつもり。KO防衛で勝つ」と宣言した。

 2度の防衛戦に納得は行かず「チャンピオンだからとかっこ付けすぎていた。きれいに勝たないとダメだ、と。そんなんじゃない。もっとギラギラした感じが僕のいいところやったし、強さ、怖さ、荒い気性を隠さず出したい」と“ケンカスタイル”回帰で臨む。

 同僚で大阪・興国高の同級生には元世界2階級王者・井岡一翔、元WBA世界ミニマム級王者・宮崎亮がおり、刺激は常に受けている。世界奪取へ視線は昨年12月30日に世界3階級制覇したホルヘ・リナレス(帝拳、ベネズエラ)。「昔はあこがれていたけど、今はない。リナレスと戦う意識は強くなった」と、年内の世界挑戦に意欲を見せた。

 井岡一法会長は「ライト級の壁は厚い。誰でも挑戦を受けてもらえるように、次は厳しい目で見ていく。僕が見て納得しないと」と圧勝劇をノルマに課した。

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