天龍、引退ロード第1弾 夫人も観戦
11月での引退を発表した天龍源一郎(65)が6日、東京・新木場1stRINGで行われた「Revolution FINAL TOUR」に出場し、タッグ戦で那須晃太郎を下した。
「オレが支える番」と引退理由に挙げた、一時体調を崩していたまき代夫人も約1年ぶりに会場に姿を見せ、さらに天龍プロジェクトの新木場大会としては過去最多となる279人が来場。正式な引退ロード第1弾から天龍は燃えに燃えた。
大コールの中、逆水平チョップ、グーパンチはもちろん、かつて阿修羅原との“龍原砲”で見せたサンドイッチラリアートを嵐との連係で披露。その後もラリアートを連発し、那須を沈めた。試合後は超満員のファンに「11月まで全力疾走で突っ走って行きます。その生きざまをとくと見届けてください」とあいさつし、大歓声を浴びた。
控室では「たくさん来てくれたお客さんに感謝」と笑みを浮かべた。引退発表後初戦となった2月21日の道頓堀プロレス大阪大会に続き、上半身裸でのファイト。「背中には(腰部脊柱管狭窄症の)手術跡があるし、ばい菌が入って化膿するのが怖いけど、皆さんも命に次に大事なもの(お金)を払って見に来てくれるわけだから、覚悟を決めている」と力強く言い切った。
最高の形で天龍プロとしてのファイナルツアーがスタート。天龍は「引退発表してからいい形で転がってる。腹いっぱいの楽しいプロレス人生を(最後まで)送られそう」とうなずいた。
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