藤波VS船木 5・11初の一騎打ちへ
ドラディションの5・11後楽園ホール大会で藤波辰爾(61)が船木誠勝(46)と初の一騎打ちを行うことが19日、発表された。
2人は都内で会見。藤波は「還暦を迎えて無理することはないと言われるけど、プライドが許さない。脂の乗りきった船木選手も、60歳過ぎた選手を相手にするのは敬遠しがちなのに、快く参戦してくれて感謝している。出るからには精いっぱいのものを出したい」と意気込みを明かした。
新日本時代に約2年間、藤波の付け人を務めていた船木は「カードを聞いたときに思い浮かんだ言葉が『卒業』。新日本時代のほとんどを藤波さんの付け人として過ごしたんで。藤波さんを前にすると、19歳に戻ってしまうけど、14、15年後の自分と思って対戦したい。やるからには遠慮なく、短くてもいいんで、胸を借りて思いきりぶつかりたい」とコメントした。
また、船木は現在、練習を指導する藤波の長男・LEONAに対して「(藤波の)セコンドをすると思うけど、いずれ超えないといけないのが定めと分かって欲しい」と言葉を送り、“恩返し”の勝利を誓った。
