冬木さん十三回忌命日 弟分たちは完敗
「デイリー後援・安生洋二引退興行」(19日、後楽園ホール)
元UWFインターナショナル・安生洋二の引退記念試合が19日、後楽園ホールで行われ、03年のこの日にがん性腹膜炎で死去した冬木弘道さんの弟分、金村キンタロー&黒田哲広が出場した。
長井満也&佐野巧真戦でUインタールールを拒み、反則OK、場外かうんとなしのハードコアルールを強引に承諾させたが、最後は完敗。兄貴分の十三回忌命日を飾れなかった。
金村は「UWFルールなら勝てるわけない。ハードコアでも負けたけど」と苦笑い。冬木さんの命日については「12年は早くもあり、長くもあった。ボスの年齢(享年42)をいつの間にか超えた。冬木遺伝子は金村と黒田しかいないと思ってる。いつまでも未練がましく支えにしとったらいかんけど」と感慨深そうにコメント。
黒田も「安生さんの引退試合が冬木さんの命日。365分の1だけど、冬木さんが霊的なもので自分たちを導いたのかも」と話した。
