“凄惨マッチ”で重傷を負った女子プロレス「スターダム」の安川悪斗（２８）＝女優としては安川結花として活動＝が２５日、公式ブログで、顔面崩壊の重傷を負わせた世IV虎に対して「気持ちを知りたい」と、加害行為についての弁明を求めた。

　安川は体調も回復し、精神面でも後遺症を残してはいない。

　あの凄惨マッチについても「あの試合は喧嘩両成敗です」と割り切って考えている。

　しかし、世IV虎についてはただ一つ、「どうしてああいう試合になったか、含め、あとは相手側からの声が聞きたい。気持ちを知りたい。私ばかりが口を開くのはフェアじゃない」と世IV虎の弁明を求めた。

　世IV虎は凄惨マッチ後の２月２５日、謝罪会見で頭を下げたが、会話ができる状態ではないということで発言はなく、無期限出場停止処分に。

　また、ブログ、ツイッターも試合後の更新はいっさいなく、その心中は推し量れない。

　安川はリング上での世IV虎との再戦を希望し「早くお話がしたい。本当にその気持ちで今はいっぱいです」と呼び掛けている。

　安川は２９日のスターダム後楽園大会に来場、ファンに挨拶する。その際、初めてフェイスガードを取るつもりが、視力はまだ回復していない。