大仁田 電流爆破戦、長与にオファーへ
爆破王・大仁田厚が26日、都内で会見し、クラッシュギャルズとして一世を風靡(び)した長与千種に電流爆破デスマッチ出場を正式オファーすることを明らかにした。
大仁田は今年の元日、ゼロワン後楽園大会でタッグを組んだダンプ松本に対し、電流爆破参戦を要請。快諾された際、「相手に、皆さん(観客)がチョ~驚くヤツを連れてきて下さい」と要請したが、自ら動くことに決めた。正式決定すれば、史上初の男女混合による電流爆破戦となる。
大仁田は「いろいろ考えた末に…、長与千種を指名します。後日、僕が長与選手のところへ伺います。返事がどうなるか分かりませんが、人生とは動かない駒を力いっぱい動かすこと。(ダンプと)善と悪という部分で、日本の女子プロレス界の頂点に立った長与選手に声を掛けたい。長与選手がどう出るか分からないけど、意地でもこの(電流爆破の)リングに上げてみたい。ダンプ松本の相手は長与千種しかいない」と思いを明かした。
接点がないという長与指名の理由については「女子プロ界の最高の時代に輝いた選手で、ダンプ選手の相手に最適。爆破王になったら、オファーをかけたいと思っていた」と説明。自身の立場に関しては「長与選手と組んでみたい」と希望した。男女のカリスマがコンビを組み、極悪同盟のドン・ダンプと対峙(たいじ)すれば、話題性は抜群だ。
また、長与の返答いかんでは、昨年12月に電流爆破デスマッチを行った井上京子、堀田祐美子の可能性も「ゼロではない」とした。