FMW復活 ハヤブサ復帰リングを用意
2002年に活動停止したFMWが、「超戦闘プロレス FMW」として13年ぶりに復活する。3日、都内で設立会見が行われ、大仁田厚(57)らが参戦して4月27日に東京・新宿FACEで再旗揚げ戦を行うことを発表した。
4月21日の青森・弘前を皮切りに22日仙台、23日福島・会津若松でプレ再旗揚げ戦を行う。当面は団体ではなく、所属選手なしのプロモーションとして活動する。
旧FMWで専務取締役営業部長を務め、今回、FMWプロモーションの代表取締役社長に就任した高橋英樹氏(55)は「休眠していたFMWをもう1回復活させようと考えた。(当時の荒井社長の自殺という)悲しい事件の後、ちりぢりになった選手でもう1回集まろうということ。そして、(01年10月の試合中に大けがをした)ハヤブサの帰ってくるリングを用意したい」と再興の理由を説明した。
エグゼクティブ・プロデューサーを務める予定のハヤブサは「FMWには相当な思い入れがある。大仁田さんが参加してFMWを名乗るならできる範囲で精いっぱい協力しようと思う。新しく発展したFMWを見せたい」とコメントした。また、高橋社長は「有刺鉄線電流爆破デスマッチもやりたい。本家本元なんで」と色気を見せた。
5月のシリーズ日程まで発表された。4月は大仁田以外に超電戦士バトレンジャー、リッキー・フジ、保坂秀樹、田中将斗、ミス・モンゴルらの参戦が決定。NOSAWA論外も会見で参戦をアピールし、受諾された。WRESTLE-1の協力でKAI,アンディ・ウー、吉岡世起らが出場する。