井上拓真 7月に東洋太平洋王座決定戦
ボクシングの大橋ジム(大橋秀行会長)は7日、7月6日に後楽園ホールで、WBC世界スーパーフライ級7位で東洋太平洋同級3位の井上拓真(19)が、東洋太平洋同級2位のマーク・アンソニー・ヘラルド(23)=フィリピン=と東洋太平洋同級王座決定戦を行うと発表した。
初タイトル挑戦の井上拓が勝てば、兄でWBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥に並ぶプロ5戦目での同王座戴冠(最短は田中恒成=畑中=の4戦目)となる。
横浜市内のジムで会見に臨んだ井上拓は「世界につながる大事な一戦。兄はしっかり結果を出しているし、自分も負けられない」と力を込めた。
プロ4勝(1KO)無敗の井上拓に対し、ヘラルドは23歳ながら39戦31勝(14KO)5敗1分のキャリアを誇る左ファイター。井上拓は「パワーがある。左に苦手意識はないし、コンディションを仕上げて準備万端で臨む」と話した。
今回はフライ級から2階級上げての試合となるが「筋トレを1・5倍に増やしている」とパワーアップ中。父の真吾トレーナーも「足腰と体をしっかりつくっている段階。ジムワークに入ってサウスポーとどんどんやって課題を見つけ、直していく」とタイトル奪取プランを明かした。
「天才」と呼ばれる兄・尚弥と比較されることが多いが「攻撃的な部分、気持ちの強さでは負けないように頑張っている」(井上拓)と、兄の歩んだ道を追う。
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