バンタム級山中の挑戦者練習公開 タイトルをアルゼンチンに
世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチ(16日・大阪府立体育会館)でチャンピオンの山中慎介(帝拳)に挑むディエゴ・サンティリャン(アルゼンチン)が11日、大阪市内で練習を公開し「タイトルを取りに日本に来た。アルゼンチンに持って帰る」と充実した表情で話した。
すでに制限体重を下回っているそうで、この日はシャドーボクシングやミット打ちなどで40分ほど汗を流した。王者の山中は「神の左」と呼ばれる強烈な左のパンチが武器。印象を問われると「私の知っている神の手はマラドーナだけ。勝ちにこだわりたい」と余裕を見せた。