武尊、K-1ドリームかなえ初代王者
「K-1ワールドGP」(19日、代々木第二体育館)
55キロ以下初代王座決定トーナメントが行われ、武尊(たける)=チームドラゴン=が初代王者に輝いた。
一回戦はプリリップ、準決勝は瀧谷をそれぞれKOで退けた。決勝では「全部出し切った」と大雅と壮絶な打ち合いを演じ、判定決着となったが、KO並の会場の盛り上がりが好試合を物語っていた。
小学生の時にテレビで見たK-1に憧れて空手を始めたかつての少年は、「うれしくて涙が止まらなかった」と、号泣しながら所属ジムの代表でもある前田プロデューサーからベルトを受け取った。
「地元で高校を退学になって、何をしていいかわからない時に格闘技に救われた。チームドラゴンで前田先生に出会って、公私ともにお世話になった。まず感謝を伝えました」
前田プロデューサーも「武尊の絶対に夢をかなえるんだ、絶対にスターになるんだという執念に感動しました」と、目を赤くした。
初代王者となった武尊は「K-1は僕が背負います」と、超満員の観客に力強く宣言。K-1ドリームをかなえた23歳は、今度は王者として夢を与える番だ。
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