がん克服の竹原慎二 病気について語る
日本唯一のミドル級元世界王者でタレントの竹原慎二(43)が26日、4年ぶりに奈良で行われたボクシング興行「奈良ガチンコファイト」(なら100年会館)に特別ゲストとして登場した。
昨年2月に膀胱がんが発覚し、同6月にがん摘出手術を受けて成功。抗がん剤治療など1年にも及ぶ闘病生活で、がんを根治させた。主催の奈良ジム・谷口良知会長が沖ジム時代の後輩で、来場を頼まれ快諾。復活した元気な姿でリングに現れると、会場から大きな拍手を受けた。
「今は元気になりました。1年前の今頃、抗がん剤治療で落ち込んでいた。病気になって、気持ちを強く持って頑張ることが大事と思った。病気をなめていた。皆さんに言いたいのは、健康診断はしっかり行った方がいい。徹底的に調べてもらった方がいい」と早期発見の大切さを観客に訴えた。
治療には合計で約1000万円かかったらしく「さらに言うなら、いい保険に入っておけば良かった」と悔やんだ。
95年12月、前評判を覆しWBA世界ミドル級王者・ホルヘ・カストロ(アルゼンチン)を破って日本初の快挙を達成。自身以来の日本人同級世界王者を目指すロンドン五輪金メダリスト・村田諒太(帝拳)には「勢いもパワーもある。厳しい階級だけど、死んでもいいから勝ってやるという気持ちが大事」と助言を送った。
戴冠への決め手を問われると「運ですね」と即答。「その時、強い王者がいたら確率は低いし、下り坂になっていれば勝てる。運をどう引き寄せるか」と語った。
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