プロレス専門学校設立へ 高木CEO
WRESTLE-1のCEO(最高経営責任者)に就任したDDTの高木三四郎社長が7日、都内で会見し、今後の目標にプロレス専門学校の設立を掲げた。
同席した武藤敬司社長から「“家計簿”はすべて任せる」と委ねられた高木CEOは、「リング上の部分は興行数を増やしていきたい。採算を見直した上で準備期間を経て秋口以降から進めたい」と方針を説明した。
さらに、「興行だけでない新規事業を考えている」として“プロレス学校”をぶち上げた。WRSTLE-1事務所が入る都内のGENスポーツパレスはリングを常備。好環境に目を付けた高木CEOは「プロレス、格闘技に特化したこの施設を使って何ができるかということで、私が考えたのがプロレス学校。プロレスラーの養成所を設立したい。準備が整い次第やりたい。講師陣は(現役選手に)そうそうたる顔ぶれがいるし、校長は武藤社長。ゆくゆくはプロレスの専門学校をやっていきたい」とプランを明かした。
また、「WRESTLE-1の『W』はWORLDの『W』でもある。世界を視野にした展開を考えたい。武藤選手、TAJIRIさんも所属してるし、海外で通用するコンテンツ作りはやりやすいと思う。ネット環境も普及してるし、ユーチューブなども利用したい」とした。
CEO就任オファーは3月末だったという。「DDTはメジャーといわれる団体がやらないことをやってうまくいった。プロレスの伝統的スタイルでやってるところの経営に興味、好奇心があった。“家計簿”を見させていただいて、『これはこのスーパーで大根を買った方がいい。やりくりした方がいい』と試算できたんで引き受けさせていただいた」と説明した。
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