天笠、本来のフェザー級で再起戦
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「ボクシング10回戦」(6月10日、後楽園ホール)
昨年大みそかに世界スーパーバンタム級統一王者のギジェルモ・リゴンドー(34)=キューバ=に挑戦し、11回TKO負けしたものの2度のダウンを奪う健闘で一躍名を上げた天笠尚(29)=山上=が25日、都内で練習を公開した。
リゴンドー戦以来の試合は本来のフェザー級で迎えるタイ人との10回戦で、「フェザー級で世界戦をやりたい」という天笠にとって再起戦であり、世界前哨戦と位置づける試合でもある。
スパーリングは行わず、ミット、サンドバッグ打ちなどを披露した天笠は「リゴンドー戦を終えて再起するに当たり、進化する姿を見せないと意味がない。フェザーに戻してより強い肉体に改善した」と成長をアピール。
今月中旬には練習中に胸を痛めるアクシデントもあったが、大事には至らず必勝を誓っていた。