観客熱狂!天龍、最後の大阪で大暴れ
11月に引退する天龍源一郎(65)が30日、格闘人生51年で最後となる大阪の地で奮闘した。76年10月にプロレス転向後、米国テキサス州アマリロで指導を受けたドリー・ファンク・ジュニア(74)、NOSAWA論外とトリオを組み、古巣の全日本を支える諏訪魔&青木篤志&佐藤光留と対戦。論外の延髄斬りのアシストを受けて、ラリアートで佐藤を下した。
入場時から超満員1298人の大阪のファンに大歓声で迎えられた。先発で諏訪魔と対峙(たいじ)した天龍は浴びせ蹴りの奇襲。諏訪魔の逆襲に、逆水平チョップ、グーパンチで応戦。諏訪魔がバックドロップを放つとブーイングが起こり、天龍の攻撃には大コールが起こった。諏訪魔から執拗(しつよう)に狙われた天龍だが、ひるむことはなかった。
肺炎で出場キャンセルした弟・テリー・ファンクの代役を務めたドリーとの“師弟コンビ”で観客を熱狂させた。「テリーが出られない中、快く参戦してくれてありがたい」と感謝したドリーから、39年前に教わった『プロレスは流れに任せて』を実践した。「(言葉の意味が)今になってやっと分かる。ピンと来る」と感慨深そうに振り返った天龍は、「(ほかに)もっと極意があるけど、しゃべると(誰かに)真似されるから」とおどけた。
会場の大阪府立体育会館では幾多の名勝負を繰り広げた。大相撲時代は64年春場所に初めて西序ノ口22枚目の番付に載って以降、76年まで土俵に上がった。天龍は「(最初の場所は)5勝2敗だった」としっかり記憶している。
プロレス転向後の思い出は88年4月15日のブルーザー・ブロディ(故人)戦。当時、UN&PWF王者の天龍とインターナショナル王者のブロディさんとの3冠統一戦は30分ちょうどで両者リングアウト。天龍は「あのブロディと30分やってフォール負けしなかった。それまで3分以上戦ったことがなかったのに、随分自信がついた」としている。
「WARのときの(グレート)ムタ戦で(観衆9110人の第1競技場動員)新記録を作った。99年12月に武藤敬司から)初めてIWGPヘビーを取ったのも大阪」と目を細めた。
「皆さん、関西は熱いね。天龍源一郎、万感の思いです。ファンの皆さんに支えられてここまできました。気持ちは道頓堀に飛び込みたい」と感謝の思いを伝え、「エイエイオー」3連発で締めた。会場を埋め尽くした浪速のファンに別れを告げたミスター・プロレス。完全燃焼まで残り半年、引退ロードを突っ走る。
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