74歳ドリー、連日の奮戦
「全日本」(31日、大阪府立体育会館第2競技場)
ドリー・ファンク・ジュニア(74)が出場し、2試合連戦の疲れを見せず、20分間戦い抜いた(結果は時間切れ引き分け)。
30日に天龍源一郎とトリオを結成して大暴れしたドリーは、この日も浪速のファンに健在ぶりを見せつけた。西村修(43)と組み、藤原喜明(66)&渕正信(61)と対戦。大コールの中、それぞれにエルボーをぶち込み、渕にはタイムアップ寸前まで伝家の宝刀・スピニングトーホールドをかけ続け、ギブアップ寸前まで追い込んだ。
試合後、マイクを持つと「日本語、まだヘタです。でも頑張りたいと思います。日本のプロレスファン、日本のトモダチ、温かいご支援を誠にありがとうございます。オオサカのプロレスファン、頑張って下さい!」とすべて日本語であいさつした。また、メーンではPWF会長として、世界タッグ選手権のタイトルマッチ宣言を読み上げた。
バックステージでもご機嫌だった。連日の奮闘について「ファンの温かい声援に元気づけられた。2日前(29日)に来日したばかりだけど、飛行機ではよく眠れたし、新幹線も快適だった」と笑顔。「オオサカは、前回が定かでないくらい久しぶり。いい人、温かいファンが多い町。猪木、馬場、坂口をはじめ多くの試合をしている町に帰ってこられてうれしい」と喜んだ。この日の試合に関しては「藤原は会うのも初めてだけど、リスペクトを持って試合をした。渕はいい生徒です」と振り返った。
また、30日の天龍プロジェクト大阪大会を肺炎でキャンセルした弟・テリーの様子について「日本に来る前に話したけど、良くはなってきてる。ただ、肺炎だから再発の恐れもある。ベリーシリアス(深刻な状況)には変わりない」とコメントした。
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