曙が古巣・両国で“相撲”とり圧勝…1対4のハンディマッチ制す
「佐野魂」(17日、両国国技館)
全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・曙が1対4のハンディ戦に完勝した。
今年3月に世界タッグ王座をともに保持した吉江豊の兄・よしえつねお、ガッツ中村、園山檸檬、タケシマケンヂが全力で向かっていったが、びくともしなかった。4人が力を合わせて騎馬を作って挑んだ際も、チョップ一発で破壊。最後はエルボードロップからのランニングボディープレスでよしえを圧殺した。
“古巣”で強さを見せつけた元横綱は「ふだん全日本は見に来ないお客さんが多いだろうけど、全日本のスタイルは崩さない。(パートナーの兄・よしえとは)やりづらかった」と振り返った。中村からは相撲勝負を挑まれ、簡単にはね返す場面もあったが「まさか両国で相撲を取るとは」と苦笑した。