田村潔司、6年7カ月ぶり復帰戦飾った

ジョーイ・コピタイン(左)の足を攻める田村=両国国技館
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 「巌流島」(18日、両国国技館)

 元UWFインターナショナルの田村潔司がジョーイ・コピタインを破り、08年大みそかの桜庭和志戦以来6年7カ月ぶりの復帰戦を飾った。わずか62秒、「イメージしていた何点かの1つがすごくはまった」というヒールホールドで仕留めた。

 試合後、田村は「結構、ナーバスになっていた。いつも試合前の緊張感と試合後の解放感の落差があるけど、きょうは今までになく落差が大きい。多分、6年何カ月ぶりの試合で、ふだん45歳なりの練習をしてきたつもりだけど、39歳が最後だったんで。時間が空いた分、プレッシャーを感じたのかな」と振り返った。相手も大きく見えたという。

 円形『闘技場』の外へ1回に3度転落させたら勝利、などの巌流島ルールに戸惑いはあった。「戦い方が全然分からない。今後は巌流島で通用する選手を育てたい。自分が(きょう)経験したことを踏まえ、オープニングファイトから11試合を研究したい。選手の戸惑いも多々あったと思う」とした。

 来年、新日本プロレスからデビューを目指す岡倫之(ブシロード)が、格闘技2連勝を飾った試合後、「田村さんとやらせていただければ」と挑戦表明。これに対し、田村は「いつ何時、誰の挑戦でも受ける。(岡が)プロレスデビューしてからでもいい」と歓迎発言をした直後、「名前を出してもらうのはうれしいけど、巌流島(ルール)で戦ったらどこまでできるか分からない。年寄りをいじめないでくれ」とも話した。

 今後について「年3試合くらいやりたい」と構想を披露。「プロレス団体を含めてオファーをもらえたら。(プロレス団体で)このままのUWFスタイルを受け入れてくれるところであれば、そこにも視野を広げたい」と思いを口にした。

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