里村明衣子が赤いベルトを奪取!
「スターダム」(26日、後楽園ホール)
仙台女子プロレスの里村明衣子が宝城カイリをデスバレーボム2連発で破り、4度目の挑戦でワールド・オブ・スターダム王座を奪取した。
6月14日の後楽園大会で宝城に挑戦した際は30分時間切れドローに終わり、里村が再戦を要求。今回は時間無制限で行われ、里村が完全勝利した。
デビュー20周年を迎えた里村にとって、戴冠はガイアジャパン時代の05年4月にアジャ・コングに敗れ、AAAWシングル王座を失って以来、10年ぶりとなった。
「仙女」と記されたタオルを肩にかけ、スターダム・ロッシー小川代表から赤いベルトとトロフィーを受け取った里村は「里村明衣子、ちょっと遅いですが、咲いてきましたよ。これからスターダムだけじゃなく、女子プロレス界をもっと輝かせていきます。これは私の役目です」と誓った。
一方、至宝のベルトを他団体へ流出させてしまった宝城は「今まで生きてきた中で、プロレス人生の中で、きょうが一番悔しいです」と涙を見せた。