悪性リンパ腫で闘病する元プロレスラー・垣原賢人さんの応援大会「Ｍｏｖｉｎｇ　Ｏｎ～カッキーエイド」が１８日、後楽園ホールで行われ、アイドルグループ・バクステ外神田一丁目に所属する娘・垣原綾乃が大活躍した。

　休憩前にはバクステのメンバーとして、リング上から３曲を披露。父から「感謝の気持ちをもって」と送り出された綾乃は「青春クロニクル」などを熱唱し、センターポジションも務めた。メーンイベント（船木誠勝＆鈴木みのる対富宅飛駈＆長井満也）ではリングアナを務め、試合にも介入した。鈴木が羽交い締めにした富宅に対し、父親譲りの掌打を連発。大「カッキー」コールにかわいらしく頭を下げた。

　昨年のクリスマスごろに父の病を知り、つらいときを過ごした。楽しくないのに、笑わないといけないアイドルの仕事を苦痛に感じたという。それでも、「だいぶ良くなっている。いい方向に向かっている」という父の症状とともに、明るさが戻ってきた綾乃はこの日も「父に元気になってもらえるように」とパフォーマンス。今後も、何事にも全力で取り組むことを誓っていた。