魔裟斗、木村ミノルにプレッシャー
「K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN~SURVIVAL WARS~」(9月22日、後楽園ホール)に出場する木村“フィリップ”ミノル(21)の対戦相手が25日、昨年の「K-1甲子園」覇者・平本連(17)に決まった。11・21代々木第2で予定されるK-165キロ以下級王者ゲーオ・フェアテックスへの挑戦を見据える試合となる。
ゲーオ戦をともに熱望する野杁正明と山崎秀晃がKrushの22日・名古屋大会で激突したが、今回の木村の相手候補だった勝者の野杁、敗者の山崎とも負傷。平本に白羽の矢が立った。
抜てきされた平本は「(マニー)パッキャオもかませ犬からラスベガスで強い王者を倒して上がっていった。同じ気持ちでやる」と気合満々。1月にゲーオに勝利している木村は「平本選手はパッキャオでも何でもない。格の違いを見せたい」と強気に返した。しかし、スペシャルゲスト解説を務める魔裟斗から「木村選手は絶対に負けられないからやりにくいと思う」と本音を見抜かれると苦笑い。「ゲーオ戦は楽だった。今回が一番プレッシャーがかかる」と告白した。
プレッシャーをかけた“おわび”として、魔裟斗から「自分が挑戦者と思い込むと楽」と克服法を助言されると、「了解です。平本選手、よろしくお願いします」といきなり低姿勢になっていた。