高山、井岡とダブル世界戦

 「IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」(9月27日、大阪府立体育会館)

 日本ボクシング史上初の4団体制覇王者でIBF世界ミニマム級王者・高山勝成(32)=仲里=が28日、大阪市内で会見し、9月27日、大阪府立体育会館で同級12位・原隆二(25)=大橋=と2度目の防衛戦を行うことを発表した。プロ戦績は高山が29勝(11KO)7敗1無効試合、原が19勝(11KO)1敗。同日は初防衛戦を行うWBA世界フライ級王者・井岡一翔(26)=井岡=とのダブル世界戦となる。

 「絶対負けられない戦い。みんなが見たいカードの実現はうれしい。プライドのぶつかる試合になる会場に来られる観客にエキサイトしてもらいたい。勝って次につなげたい」と、高山は日本人対決に気合十分。

 元日本、東洋太平洋王者の原はアマ実績も豊富な強敵。昨年10月には現WBOミニマム級王者・田中恒成(20)=畑中=に10回TKO負けしたものの、激闘を演じた。

 映像を見た高山は「(田中と)ギリギリの戦い。あの日は田中の日になったけど、逆のパターンになってたかもしれない。いい試合だった。オールマイティーな選手でパンチも強い」と警戒した。

 年内には田中との統一戦も視野に入れ、田中のKOラウンドも意識。「理想とすれば、その形。でも12回以内に倒せれば」と、KO決着を狙う。

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