三浦隆司、夢舞台ラスベガスで防衛戦

ベルトを持ち、ポーズを決める三浦隆司=東京・神楽坂の帝拳ジム(撮影・西岡正)
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 「WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」(11月22日、ラスベガス)

 帝拳ジムは11日、都内で、王者・三浦隆司の5度目の防衛戦を11月22日(現地時間21日)に米ラスベガス、マンダレーベイで行うと発表した。

 対戦相手は指名挑戦者で同級1位のフランシスコ・バルガス(メキシコ)。22勝(16KO)無敗1分けの好戦的な右ボクサーファイターで、14年7月には元世界2階級制覇王者のファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)に3回終了TKO勝ちした実力者。

 当日のメーンはWBC世界ミドル級タイトルマッチ、王者ミゲル・コット(プエルトリコ)対サウル・アルバレス(メキシコ)で、三浦は「チャンピオンになるのが夢で、なった後はラスベガスでやるのが夢だった。コットとアルバレスの興行に入れるとは夢のよう」と、本場初見参に興奮を隠せない。

 「勝つことが一番。世界中の人が見ているので、アピールも考えている。打ち合ってくる相手なので自分とはかみ合う」とKOを狙っていくつもりだ。浜田剛史代表は「やりたくてできる会場じゃない。今までの防衛戦が評価された。アピールできれば一気に頭角を現す」と、“世界のボンバー”への第一歩と位置づけた。

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