大仁田 長与に「連敗なら引退」勧告
「越後超花火」(12日、新潟)で行われる初代爆破タッグ王者決定戦(大仁田厚&長与千種対ダンプ松本&TARU)へ向け、11日、都内で調印式が行われた。5日の大阪決戦で屈辱の被弾で敗れた長与に対し、大仁田はあえて「申し訳ないけど、次も勝利できなかったら、爆破の一切から下りるつもりでやって下さい」と通告。セミリタイア状態から『大仁田厚絡み限定』で復帰した長与は、“引退勧告”を重く受け止め「自分がまたあのような形になったら、今後はサポート役になり、2度とリングに上がらない気持ちでやります」と明言した。
お披露目された新ベルトを見て、勝利への意欲が高まった。「爆王」「破王」と刻まれたお宝に目の色が変わった男女のカリスマ。大仁田が「このベルトはどうですか?」と長与に聞くと、「目の前に置かれると欲が出ますね」と大きくうなずいた。
この日、相手のダンプは所用で欠席し、TARUは開始時間の午前11時になっても姿を見せなかった。堪忍袋の緒が切れた大仁田は「あいつらは最低。調印式なら来るべきだろう。人間として欠落した部分がある」と酷評した。すると、TARUが5日に強奪した爆破王ベルトを持参して出現。“発破”で被弾して敗れた長与に対し「まだ生きてんのか?」とバ声を浴びせ、一触即発となった。TARUはサインを済ませると、サッサと退散。怒り心頭の大仁田&長与は「ゴミみたいなヤツは許さん!」とリベンジ&戴冠を誓った。