ビッグダディこと林下清志（５０）と元妻の美奈子（３２）が１０月９日に後楽園ホールで行われるプロレス「ＷＲＥＳＴＬＥ‐１　ＴＯＵＲ　２０１５　ファン感謝デー」にセコンドとして出場、対決することが決まり２４日、都内でそろって会見に出席した。

　２人はＵＷＡ世界６人タッグ王座決定戦に挑む両陣営につく。林下は黒潮“イケメン”二郎＆中之上靖文＆吉岡世起の「ジャケッツ」陣営に。美奈子はＡＫＩＲＡ＆葛西純＆熊ゴローの「ｎｅｗ　Ｗｉｌｄ　ｏｒｄｅｒ」につく。

　会見では美奈子が「セコンドもリングに立ったこともないので、初めて尽くしで…」と抱負を語っている最中にダディが「言うほどプロレス知らないだろ」と割り込み、険悪なムードに。美奈子が「めちゃくちゃ見てるから」と言い返すと、ダディも「お前のそういうところがなあ」と応酬。あの「痛快！ビッグダディ」を思い起こさせるようなやり取りで、乱闘寸前の状態になった。

　さらに写真撮影では、林下と２人で同じベルトを持っていた美奈子がそのベルトを引っ張り寄せたことに林下がクレームをつけ、またもみ合いに。美奈子から「本当、ちいせぇオッサンだなあ」と捨てぜりふをはかれる中、最後はスタッフの指示でジャケッツが林下を引きずって控室に引き揚げ、会見は強制終了となった。

　２人が会ったのは、林下によると「去年末に番組で一緒になった」以来だという。２１日のＷ‐１後楽園大会を観戦したことがきっかけで今回の参戦となった林下は「セコンドにつくのは初めてですけど、（柔道整復師の資格を持つため）フィジカルの部分のケアもできますし、欲していただいた立場なので全力でまずは盛り上げる」と誓った。

　林下の参戦の流れに対抗する形で、葛西が以前から面識がある美奈子に声をかけ“元夫婦対決”が実現した。美奈子は著書「ハダカの美奈子」にひっかけて、「ひと肌でもふた肌でも脱いで頑張りたいと思います」とセクシー衣装を予言した。