勝訴の亀田興毅「真実が明らかに」
元世界3階級制覇王者の亀田興毅が2日、合宿中の米ロサンゼルスで、9月30日に東京地裁で下された日本ボクシングコミッション(JBC)職員との裁判に勝訴した件について、電話回線によって日本のメディアとテレビ会見した。
裁判は13年9月、亀田大毅の世界戦の前に使用するグローブに関する交渉中、JBC職員が亀田興毅、和毅に監禁、どう喝、暴行されたと訴え、亀田側が名誉棄損と反訴したもの。裁判では、亀田側が証拠として提出したDVDなどからそれらの事実は認められないと職員の訴えは退けられ、亀田側の反訴が認められた。
亀田興は「真実が明らかになった。三軒茶屋のジムがオープンするタイミングで訴訟を起こされ、イメージがよくなかった。アイツらならやりかねんと、臆測で書かれたこともある。ボクサーの拳は凶器。人をどうした、とかはない。自分たちは何もやっていないのに、やってるという声があるのは苦しかった」と心境を語った。
現在、世界4階級制覇をかけてシカゴで行われるWBA世界スーパーフライ級王者・河野公平戦(16日・シカゴ)に向け、最終調整中。「毎日走って、スパーリングやって、日本にいるときと同じ。スパーリングはいろいろな選手とやっている」と話した。
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