本場・米国で4連敗…亀田家厳しい現実

 引退を表明した亀田興毅
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 「ボクシング・WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(16日、シカゴ)

 WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチが16日(日本時間17日)、米国イリノイ州シカゴのUICパビリオンで行われ、王者・河野公平(34)=ワタナベ=が3-0の判定で、元世界3階級王者で同級2位の亀田興毅(28)=K3BOX&FIT=を下し、2度目の防衛に成功した。敗れた興毅は現役引退を表明した。

 日本初の4階級制覇を狙った興毅だったが、ダウンを奪われた上に最大8ポイント差を付けられて完敗した。

 この日本人同士の世界戦が海外で開催されたのには理由がある。2013年12月に亀田3兄弟の次男・大毅が臨んだWBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦で“負けても防衛”騒動を起こしたとして、亀田ジムの会長らがライセンスをはく奪された。以後、3兄弟は日本国内で活動できない状況が続いている。

 そこで3兄弟は大物代理人アル・ヘイモン氏と契約し、国内復帰よりもボクシングの本場・米国に進出する道を選んだ。また、河野にはWBAからランキング上位の興毅との対戦指令が出されたこともあり、紆余曲折を経て異例のシカゴ決戦が実現した。

 14年7月、3男の和毅が元王者のプンルアン・ソーシンユー(タイ)をラスベガスのリングに沈めてWBO世界バンタム級王座を防衛した全米デビュー戦では前途洋々かと思われた亀田家だが、本場の現実は厳しい。和毅はWBO王座を返上して臨んだ今年5月のWBA世界バンタム級王座戦でジェイミー・マクドネル(英国)に初黒星。9月の再戦でも完敗し、同じ日に再起戦のリングに上がった大毅に至っては無名の相手に番狂わせの判定負けを喫した。

 米国でのリングビジネスに大きな力を持つヘイモン氏だが、“商品価値”がないと見なしたボクサーを見切ることが早いことでも有名だ。

 米国で3連敗中の亀田家の“最後の砦”として興毅は4階級制覇を目指した。しかし2回に右ストレートをまともに浴びてダウン。3回にはローブローで2度の減点。国内のリングでは見過ごされていたかもしれない行為も容赦なく減点を取られ、判定でも最大8ポイント差が付いた。

 試合後、興毅は「これがラストマッチ。これ以上、先はない」と語った。一時代を築いた亀田家が大きな転機を迎えた。

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