興毅「後悔はない」も不満タラタラ
16日(日本時間17日)に米シカゴで行われたWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチで王者・河野公平に敗れ、引退表明した亀田興毅が19日、公式ブログを更新し、試合のレフェリーへの不満を表した。
亀田は試合直後には「結果は気にしていない」とさばさばした表情で、引退を表明した。
しかし、この日の書き込みでは「このブログだけでは伝えときたいなと思います」として「レフリーに対しては水を差されたと思います」と、レフェリーの試合さばきへの不満を漏らした。
その内容は、2Rの亀田に対するローブローの判定と、それに基づいて相手を30秒間休ませたこと。3Rにもまたローブローを判定し、2ポイント減点したこと。「あと一回注意があると失格負けのリスクで戦い方は大幅に変わり、縛られた状態での戦いとなる」と、ハンディを背負った戦いであったことを主張した。
2Rには亀田がダウンさせられているので、早くも計4ポイント差をつけられ、厳しい戦いになったという。
亀田はそれだけの不満を一気に書くと、後は「でもそのあとも後悔だけはせんとこうとベストは尽くした。だから後悔はない」と、穏やかな筆致でボクシング人生や父・史郎氏への感謝をつづった。