亀田興毅が激白「ボクシングは麻薬…」
引退を表明したボクシング元世界3階級制覇王者・亀田興毅(28)が21日、ブログを更新し「覚せい剤の様な物」というボクシングへの思いを語った。
「ボクシングは麻薬」と昔から言われ、「ハマった人は、抜け出すのがなかなか難しい…素晴らしいスポーツやけど、中毒性のある危険なスポーツ」と興毅。「衰えてたとしても、自分はまだ出来るって思ったり、なかなかやめれなかったり…冷静な判断が出来るうちに退く事が出来て、次の新たな人生に向かえたら言う事はないけど、出来ひんかったら大変」と、スッパリと引退を表明した理由を語った。それだけに「ボクシングに夢中になれた事、幸せに思う。俺はほんまに幸せ者です!これまでの全てに感謝」と素直な思いを吐露した。
19日の帰国会見では「オレは自由人になる」と宣言。亀田プロモーションの社長として、ジム経営に携わっている。一方で多くの支援者との交流の中で引退後の歩み方も学んできた。河野戦を前に「28歳で引退する」と前置きした上で「海外ならいくらでも稼げる。日本のボクシング界を何とかせないかん。いつも考えているし、やれる自信はある。それはボクシングへの恩返しやと思う」と内に秘める思いを明かしていた。
この日のブログでは「俺には更なる夢がある。この夢はそんな簡単なものじゃないけど、やりがいがある」と、具体例は挙げなかったものの第2の人生についても言及。今後その“夢”の中身についてもブログで公表していくことを明かした。