急逝した服部海斗の兄・力斗が初6回戦
「ボクシング・6回戦」(12月27日、三田市総合文化センター・郷の音ホール)
2月24日に慢性骨髄性白血病で死去した17歳のプロボクサー・服部海斗さんの兄・力斗(21)=大成=は21日、三田市内で会見し、12月27日、セミファイナルでチャナサック・サックソンカーム(タイ)を相手に初の6回戦を行うことを発表した。
プロ4戦4勝(1KO)。7月に弟と同じ大成ジムに移籍し、2戦2勝と順調にステップを踏んできた。9日の前戦では苦戦しながら判定勝利をものにした。
「前戦はカイ(海斗)に恥ずかしかった。しょうもない試合。勝ったからいいとか言ってたら強くならない。1個1個課題をクリアしてカイにベルトを上げられたらと思う。勝つことは当たり前だけど、来年につなげたい」と天国の弟のためにも今度こそ快勝を誓った。