曙、把瑠都を激励「新弟子のつもりで」
全日本プロレスの3冠ヘビー級王者で元横綱の曙が23日、年末の格闘技イベント「RIZIN」(12月29日開幕、さいたまスーパーアリーナ)への参戦が決まった元大関把瑠都にエールを送った。
自身も大相撲引退後の03年に格闘家へ転向。同年大みそか「K-1 PREMIUM 2003 Dynamite!!」のボブ・サップ戦でデビューした曙は、角界の後輩を「勝ち負けよりも、無事でケガがないように」と気遣った。把瑠都は左ひざの負傷で相撲引退を余儀なくされたが、「相撲はシーズンオフがないからケガが治らない。何年か休んで痛みが取れたら、まだ若いし、やりたくなる。勝負したくないからやめたわけじゃない」と自身に重ねて“復帰”を理解した。
また、大関経験者の転向について、「相撲と同じだと思ったら痛い目にあう。ルールも違うし、新弟子のつもりでやらないと」と助言した。