ヘビメタの冠徹弥がプロレスデビュー
ヘビーメタルバンド「THE冠」のボーカル・冠徹弥(44)が28日、都内で会見し、12月6日に東京・新木場STUIO COASTで開催される音楽&お笑い&格闘技の融合イベント「スカルマニア」でプロレスデビューすることを発表した。対戦カードは未定。ゼロワンが全面協力し、大谷晋二郎、田中将斗、日高郁人、ジェームス・ライディーンらが出場予定。
子供のころからロード・ウォリアーズのファンという冠は、2人の入場テーマ曲「アイアンマン」(ブラック・サバス)に魅せられ、プロレスとヘビーメタルを大好きになったという。
一大決心をした冠は「25年間、ヘビーメタルというエンターテインメントをやってきた。プロレスはエンターテインメントの最高峰。話をいただいたときは迷ったけど、一丁やってやろうと。44歳だけど、新しいことに挑戦したい。やるからには全力でしっかり準備して、しょっぱい試合はしたくない。何ならフォールを取ってやりたい」と意気込みを明かした。
すでに走り込みや基礎体力作りはスタートさせている。「技はこれから仕上げたい。ステージでケツを出して歌ってるんで、ケツを使った技を出して、痛みと屈辱を与えたい。技名だけは『天国へのレクイエム』と決まってる」とニヤリ。戦いたい相手を聞かれると、「大好きな田中将斗選手と何らかの形でぶつかりたい」と目を輝かせた。「フォールを取ったら、リングで歌ってやろうと思う」と公約しつつ、「ヘビーメタルをやってるからって、なめられない試合をしたい」と全力ファイトを誓った。