赤井英和が長男の東京五輪出場に期待

 ボクシングのIBF世界ミニマム級王者・高山勝成(32)=仲里=のV2防衛祝勝会が1日、大阪市内で行われ、“浪速のロッキー”と呼ばれた元プロボクサーでタレントの赤井英和・近大ボクシング部総監督(56)も祝福に訪れた。

 長男・英五郎(21)は全日本アマチュアボクシング選手権(18~22日、岩手)にミドル級(75キロ以下)で出場する。父は「まだ2試合しかやったことがない。自分の持ってるものを全部、出し尽くしてくれれば。練習で培ったものを出して欲しい」と、愛息への思いを口にした。

 都内で練習漬けの日々を送る英五郎はハードワークがたたり1週間程前に腰を痛めたが、現在は回復。本番へ向け「攻めは最大の防御」、「旋風を巻き起こします」と父の教えを胸に意気込んでいる、という。

 米カリフォルニアのウィッティア大を休学。9月12、13日に行われた同選手権の関西ブロック選考会でボクサーデビューし2戦2勝を飾り、同選手権の出場切符を獲得した。

 当日は舞台稽古で観戦できなかった赤井氏は、映像で確認。「外からバンバン打つのもいいけど、内から真っすぐ打て」と助言した。ハードパンチャーでならした自らのファイトスタイルとも重ね合わせた様子で「馬力、パワーはアマチュアのものじゃない。前に出る力はプロをしのぐものがある」と評した。

 自宅地下にある練習場ではサンドバッグ打ち、ミット打ちとマンツーマン指導も行っている。「見たいです。楽しみであるけど心配」と、試合は20人以上の仲間とともに応援に訪れる予定だ。

 赤井氏は日本ボクシング連盟の理事を務める。現役時代はモスクワ五輪候補ながら、日本が大会をボイコットしたため、出場はかなわなかった。「東京五輪は十分、可能性はあると思う」と、父の夢を愛息に期待した。

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