飯伏幸太が長期欠場 椎間板ヘルニア
新日本プロレスとDDTの2団体に所属する人気プロレスラーの飯伏幸太の長期欠場が2日、都内で発表された。
会見は新日本プロレスの菅林直樹会長、DDTの高木三四郎社長が並んで行われ、高木社長が長期欠場までの経緯を説明した。
「10月24日深夜から高熱が続き、試合ができる状況ではないと判断したため、25日の後楽園大会を欠場させていただきました。それに加え、以前から左半身のしびれが取れず、精密検査を行ったところ、頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアと診断され、プロレスラーとして試合をすることについてドクターストップがかかりました。飯伏のこれからの選手活動を考え、新日本プロレスさんとも相談し、両団体とも完治まで今後の試合をすべて欠場させていただくことになりました。復帰時期は未定となります」
佐々木大輔と保持するKO-Dタッグ王座の返上、「サイン本のお渡し&台車撮影会」の中止も合わせて発表された。
新日本プロレスの菅林会長は「新日本としては、今回の件で契約が終わるのではなく復帰を待ちたい」と話した。
また飯伏の芸能活動について高木会長は「日常生活については支障がないので、体を使うものでない限りは大丈夫と思っている。露出が増えているのは分かっているし、無理のない形であれば」と認める意向を示した。
飯伏は会見に出席しなかったが、高木社長が「試合に穴を開けて、本人がかなり落ち込んでいる。皆さまの前に立てる状態でないと判断しました」と説明した。