マスターリーグで桜庭対ヒクソン?
年末の格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行実行委員長は9日、かねて立ち上げ構想を明かしている“マスターズ”部門へのヒクソン・グレイシー氏の参戦を熱望した。
この日、RIZINは都内で会見し、ヒクソン氏の次男・クロン(欠席)と山本アーセンの対戦を発表。ヒクソン氏は会見に出席した。榊原実行委員長はクロンの相手は桜庭和志も候補だったと明かした上で「ウエート差の問題もあったし、桜庭はヒクソンとやるべき相手だったので、クロンもピンと来ないところもあった。桜庭対ヒクソンは総合じゃなくても、(打撃なしの)グラップリングでも見たい。おいおい口説く。軽く(オファーの)ジャブを入れたら、一蹴されたけど」とコメントした。
97、98年と2度対戦した高田延彦RIZIN統括本部長とヒクソン氏についても「見たい希望があればどこまでも口説く」と話した。高田本部長とヒクソン氏は金曜深夜放送のフジテレビ「FUJIYAMA FIGHT CLUB」で対談。13日、20日の2週にわたって放送予定という。また、榊原実行委員長はヒクソン氏にRIZINのアドバイザー的な役割を求めるとし、「正式に決まれば(肩書きを)発表したい」とした。