高野人母美が白無垢姿で登場
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「ボクシング・WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(11日、後楽園ホール)
10日に都内で行われた調印式に、挑戦者の高野人母美(協栄)が白無垢(むく)姿で登場した。控室からしずしずと現れると、会場がどよめいた。
「これまで迷っている部分があった。ボクシングを始めた純粋な気持ちに帰ろう。ピュアなものは何か、と考えたら白無垢になりました」(高野)
メークと着付けに3時間かかったという花嫁衣装に、王者のダニエラ・ロミナ・ベルムロス(アルゼンチン)も「私は衣装のことは気にしてなかったけど、キレイでしたね」と感心していた。
衣装を脱ぐのに手間取り、先に計量を51・7キロで済ませた王者を10分近く待たせた。今回は「昇り竜」をイメージしたゴールドの水着姿。
2階級落とした世界挑戦で「減量が本当にきつかった」が、リミットの52・1キロでクリア。「明日は必ず勝ちます」と笑顔を見せた。