王者クアドラス「ワタシツヨイネ」
「ボクシング・WBCダブル世界戦」(28日、ゼビオアリーナ仙台)
ダブル世界戦の予備検診が26日、都内で行われ出場選手全員に異常はなかった。
スーパーフライ級王者、カルロス・クアドラス(メキシコ・帝拳)に挑む同級2位の江藤光喜(白井・具志堅)は身長で10・5センチ、リーチで8・5センチ上回った。
王者と初対面した江藤は「思っていた通り。まさにクアドラスそのものですね」と、王者を仮想してきた練習に間違いのなかったことを確認した。一方のクアドラスは「思っていたより背が高い。とても練習を積んできたという印象を受けた」と江藤を評価。仙台の寒さについては「寒い、大丈夫。私強いね」と、達者な日本語でコメントした。
また、ライトフライ級の両者は身長はほぼ互角だったが、王者ペドロ・ゲバラ(メキシコ)がリーチで同級3位の木村悠(帝拳)を7センチ上回った。木村は「気にならない。自分のスタイルで闘えれば問題ない」と話した。